もっと見て欲しい!ペンデュラムウェーブの動画
ペンデュラムウェーブという、振り子を利用した面白い動きをする実験器具を"自作"しました。
ものすごーーく時間かかりましたね(涙)
本当はペンデュラムウェーブをAmazonで買って、それを動画にしようと思ったのですが、なんと今現在は在庫が無い、、、。
そもそも販売しているところも見つからない。
商品画像はあるのに!!(涙)
ということで、「自作するしかない」と覚悟を決めました。
自作するにあたって、めちゃくちゃ色んな壁が立ちはだかりましたね。
そして、どうせ自作するならお洒落に作りたかったので
①振り子の重りはちゃんとした丸くて金属光沢の良いもの15個
②柱は黒
③振り子の取り付ける板は黒か透明のアクリル
④糸の長さ調節をすぐにできること
⑤柱を取り付ける台はまあまあ綺麗な木製
⑥糸はなるべく細く透明
という条件を課して、素材を揃えようと、探し回りました。
が、ここで壁が立ちはだかりました。
⦅1⦆丸い金属光沢の良い重りが無い!
しかし、これは直ぐに解決できました。
ニュートンのゆりかごを3台購入することで、そのニュートンのゆりかごから重りを外しました。
ニュートンのゆりかごは1台1500円程なのですぐにネットで注文。
しかし、また問題が発生。
⦅2⦆ニュートンのゆりかごから外した重りに糸が通らない。
細くて透明な糸は手品用品に使ってたので元々持ってました。それを重りに通そうとしても糸が通らない。
原因はニュートンのゆりかごの、重りに通す穴と糸がボンドで固定されていたため、ボンドで穴が塞がっていました。
これをどう乗り越えたかというと、裁縫に使う細い針をガスコンロで炙って、赤くなったところを重りの穴に当ててボンドを溶かす。というとても地味で時間のかかる作業を計15回以上行いました。この閃きがなかったら諦めてたかも、、、。
そしてすべての重りの穴に糸を通すことができました。
⦅3⦆良い感じの透明のアクリル板と黒の柱がなっっかなか見つからない。
これもかなり苦労しました。
黒の柱は椅子やテーブルを自作するときに使うテーブルの脚だけがネット上の家具屋さんに売ってたのでそれを2本購入。
透明のアクリルはpc定規と呼ばれる1mの長さのアクリル板を見つけたのでそれを3つ購入。1つ1500円くらいなので、本当は1つだけで良いのだが、念のため3つ購入しました。
⦅4⦆アクリル板に穴をあけて、糸を通して重りを吊るさなければならないが、その穴を空ける方法がわからない。
これもガスコンロと針で解決。
針を炙って、赤いうちにアクリル板に当てるとすこーしずつ溶けて穴が空く。しかし、16個もの穴を厚さ8mmのアクリル板に空けなければならない。一個一個の穴を空けるのにすげー時間かかる。大変だった…本当に…
⦅5⦆いよいよ組み立てて、振り子を揺らしてみるけど、タイミングがズレまくり。
そして糸は固定せずに長さを調整できるように工夫。
これも一つ一つiPhoneのストップウォッチ機能で測りながら、
1分間に
60回振動
59回振動
…
45回振動
となるように一つ一つ振り子を設定していく。
45回振動は大体34cm前後の長さとして徐々に短く設定するといい。あとは一つ一つ隣の重りと1分後にタイミングが揃うように何度も調整。
このような長い長い手作業を経て、ようやく完成したのが次の動画。https://youtu.be/Yj7Ne57IRb8
もっとみんなに見て欲しい。目指せ10万再生!笑